JZX90マークU製作日誌

90ツアラー系でオイルクーラーは前置きにすると油圧ファンクーラー、P/Sパイプが前にあって取り付けるのが面倒なので普通は純正インタークーラーの位置に取り付けしますね。
オイルクーラーコアをコンデンサーに近い位置で取り付けします。
P/Sホースは曲げて上にもっていきます。

油圧ファン配管はラジエーターのA/Tクーラーを利用してつなぎます。

オイルクーラーはHPI製汎用16段を使います。
ジュラン製オイルエレメントを使う事が多いのですが、大きさが合わず、トラスト製を使いました。
オイルクーラーホースもショート配管の取り回しです。
下の画像を見てあれ、っと思った方は鋭い!
普通は社外インタークーラーパイピングが来る所ですね。

答えは・・・インタークーラー逆付けです。
なぜこうするかと言うとインタークーラーショート配管にすることでアクセルレスポンスが落ちないようにするためです。
純正インタークーラーより大きいコア、太いパイピングになるインタークーラーキットは配管内の空気容量が大きくなるのでスロットルを開けてから充填するまでの時間がかかり純正より確実にレスポンスが悪くなります。
ブーストをかけたり、パワーが上がるとレスポンスより冷え性能が重視されるので大型インタークーラーが良いとされています。
前にAE86に92S/Cエンジンを載せた時に前置きインタークーラーを制作、インタークーラーが破損した時用にインタークーラーレスパイプを作ってエビスドリフト祭りに参加した事があって後輩に貸してたらクラッシュ、インタークーラーレスパイプを付けて走ったらキャブでも付けたかのようなレスポンスに驚いた事があります。
しかし熱ダレしてパワーが続かなかったですけどね。


インタークーラーステーを溶接無しでHPIさんに出してもらったので好きな位置で溶接出来たので良いかな。

キットの配管長さを測定します。

ライト、バッテリー、ウオッシャタンクを逃がしながらなんとか取り回しします。

同時にサクションパイプも制作します。

制作したパイプ長さを測定、全部で1670o、キットが2290oだから620oショートに制作出来ました。
インタークーラーパイプが下に無いのでパンパーカットが最小限で済みますね。
純正フォグなどを外さなくて済むので純正バンパーが好みの人はどうでしょうか。
制作したインター配管はどうせなら放熱塗料を塗ってみようとヤナック製の黒色をチョイス。
インターを目立たせない外観的な事もありますので。

お決まりの加圧試験2キロ程(笑)
この加圧試験はすごく重要な事で前置きインタークーラーを付けるとシリコンホースをホースバンドで付けますね。
加圧すると結構漏れます。
実際漏れている状態だとブーストはかかっているがブースト計の上りが遅い、マフラーから黒煙が出るなどの症状が出ます。
アクセルレスポンスも悪くなりますから良くしているんだか、悪くしているんだかのチューニングですよね。

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